私自身が抱えたコンプレックスが、医師を目指すきっかけに。
医療を通じて人の心を前向きにさせることができる美容医療の可能性に魅力を感じ、2000年に藤沢の地に湘南美容外科クリニックを開院。その頃の美容医療は金額も効果も不透明なグレーな世界でした。これがこの19年でかなり変化してきています。美容整形に対するこれまでの暗いイメージは払拭され、エステに通う時と変わらない気軽さで、お客様が美容外科クリニックに足を運んでくださるようになりました。「きれいになって前向きに生きたい」という願望を叶えるために美容医療のような医療サービスがあるのはごく自然なことだと、世の中に受け入れられるようになってきたのだと、私は感じています。
私が少年の頃、自分自身の背が低いことに悩み、両親と医師に相談しに行ったときに言われた一言が「大丈夫だ。健康だから、気にせずに勉強しなさい」でした。彼には私の心の悩みは伝わりませんでした。医師として生きることを決めてから、病気や怪我を治すようなマイナスからゼロに戻す医療も必要だろうけど、心の闇を払うようなゼロからプラスにしていく医療も必要なのではないかと思うようになりました。
医療とは「医術で人々の生活をプラスにすること」。保険診療、自由診療の枠にとらわれずできるだけ多くの人の悩みや患いにいい「医療サービス」を提供し、お客様が笑顔になったり、もっといろいろなことがしたいという気持ちになったり、もっと生きたいという思いになったり、それが私の喜びであり、お客様に提供できる価値だと思っています。
現在SBCメディカルグループホールディングスはクリニック運営は行っていませんが、長年培った「医療サービス」のノウハウを提供することで、クライアントを通してよりよい「医療サービス」をお客様に届け、幸せになってもらうこと考え、実践しています。
また、医療業界以外の業種に対しても、同じように良質なサービスの提供を行い、消費者の皆様が幸せになってもらうことを目指しています。
そうすれば、スタッフは自分の仕事に誇りや、やり甲斐を感じることができます。その結果、SBCメディカルグループホールディングスは社会になくてはらならないグループとして、社会に貢献し続けられます。
これが、私が目指す「究極の三方良し」です。
この「究極の三方良し」を意識しながら、今後もお客様に安心して受けていただける「サービス」を提供し続けていきたいと思っています。