江戸川区でトリガーポイント注射を受けられる?治療できる症状や費用も解説

薬物療法やリハビリテーションでなかなか治らない、慢性的な筋肉の痛みを緩和する治療法の1つが「トリガーポイント注射」です。肩こり、腰痛、頭痛、軽い神経痛など、さまざまな症状に効果があります。
この記事ではそんなトリガーポイント注射について、概要や治療できる症状、効果が出るまでの期間、費用の目安、懸念される副作用などを解説します。慢性的な筋肉の痛みやそれに伴う肩こり、腰痛、頭痛にお悩みの方はぜひご覧ください。
トリガーポイント注射とは
トリガーポイント注射とは、「トリガーポイント」と呼ばれる部位に局所麻酔薬を直接注入する治療法です。
トリガーポイントは筋肉のコリや筋膜の異常によって生じる筋肉内の疼痛点を指します。指で押すと強く痛みを感じるのが特徴です。放置することで痛みがさらに悪化し、腰痛や神経痛、肩こりやそれに伴う頭痛など他の症状を引き起こすことがあります。生活や仕事に支障が出る恐れもあるため、早めの対処が重要です。
このトリガーポイントに起因する痛みを軽減する治療法の中でも、安全性が高く体への負担が少ない治療法がトリガーポイント注射です。
神経ブロック注射との違い
トリガーポイント注射は、時に神経ブロック注射と混同されることがありますが、この二つは明確に異なる治療法です。注射を打つ場所、痛みの程度や注射の深さ、費用などに違いがあります。
少ない費用かつ、なるべく痛みの少ない治療をご希望の場合はトリガーポイント注射、より正確に原因を特定し痛みを解消したい方には神経ブロック注射がおすすめです。
トリガーポイント注射 | 神経ブロック注射 | |
---|---|---|
注射を打つ場所 | 筋肉(トリガーポイント) | 痛みの原因となる神経 |
痛みの程度 | 痛みが少ない | 痛みを伴う場合がある(※1) |
注射の深さ | 1cm程度 | 2~8cm |
費用 | 250〜300円程度(※2) | 1000〜4000円前後(※2) |
※1 クリニックによっては麻酔を使用して痛みを和らげます
※2 保険適用・3割負担の場合(初診料、検査料などを除く)
トリガーポイント注射で治療できる症状
トリガーポイント注射自体は筋肉に生じている痛みを局所的に軽減する治療法です。しかし同時に、筋肉の痛みが原因となる他の症状がある場合、それらを改善することにも繋がります。
トリガーポイント注射の対象となる症状には以下のようなものがあります。
- 筋肉痛
- 首の痛み
- 肩こり
- 腰痛・ぎっくり腰
- 股関節痛
- 膝の痛み
- 肩関節周囲炎
- 頭痛
- めまい
- 坐骨神経痛 など
効果が出るまでの期間・持続期間

トリガーポイント注射は即効性が期待できる治療法とされています。
麻酔薬自体の効果は1〜2時間程度とされていますが、痛みの原因に働きかけることで、痛みの悪循環(※)を断ち切りやすくなり、数日程度は効果が持続するケースもあります。
※痛みが生じている部位の血管が収縮し、筋肉が緊張することで血流が悪くなり、痛みを引き起こす物質(ブラジキニン、プロスタグランジンなど)が生み出された結果、痛みが増して長期化すること。
トリガーポイント注射はこんな方におすすめ
前述の通りトリガーポイント注射は筋肉の痛み以外にも、それに伴う体のさまざまな症状への治療効果が期待できます。慢性的な筋肉の痛みがある方や、筋肉痛とあわせて他の症状にも悩まされている方に、トリガーポイント注射はおすすめです。
中でも薬物療法やリハビリテーションで症状が改善しなかった方や、痛みが強く生活の質が低下している方などは、一度クリニックに相談し、トリガーポイント注射を検討してみてはいかがでしょうか。
トリガーポイント注射にかかる費用の目安

トリガーポイント注射の治療には保険が適用されます。
3割負担の場合、費用相場は1回あたり250〜300円程度 です。なお、この費用は注射のみの概算であり、初診料や検査料などは含まれません。実際にかかる費用の総額はクリニックや症状、検査内容、使用する薬剤などによって変動します。
またトリガーポイント注射は、複数回にわたって打つのが一般的 です。注射の回数が増えるほど費用負担も増えますが、それでも自己負担額は比較的少ない治療法であると言えるでしょう。
トリガーポイント注射で懸念される副作用
トリガーポイント注射は比較的安全性が高く体への負担が少ない治療法ですが、場合によっては以下のような合併症や副作用が生じることがあります。
- めまい
- 気分不良
- 出血
- あざ・皮下出血
- 消毒薬へのアレルギー反応
- じんましん
- 神経障害
- 薬剤へのアレルギー反応
- 局所麻酔薬中毒 など
重篤な合併症・副作用が生じるケースは稀ですが、不安な方は事前にクリニックの医師にご相談ください。
また、多くのクリニックは緊急時に速やかに対処できるよう、環境を整えています。施術後に体の不調などがあれば遠慮せずに伝えましょう。
トリガーポイント注射を受ける場合の注意点
トリガーポイント注射の施術を受けた当日は、激しい運動を避けて安静に過ごすようにしてください。飲酒、長時間の入浴も控えましょう。
また前述の通りトリガーポイント注射は、基本的には複数回にわたって打つことになります。必要な回数は人それぞれ異なり制限もありませんが、頻度は1週間に1回が目安です。痛みが引かない場合や、1週間以内に強い痛みが再発した場合は医師に相談しましょう。
江戸川区でトリガーポイント注射を受けるなら「船堀整形外科」

本記事ではトリガーポイント注射について、概要や治療できる症状、効果が出るまでの期間、費用の目安、懸念される副作用などを解説しました。
トリガーポイント注射は、「トリガーポイント」と呼ばれる筋肉内の疼痛点に、局所麻酔薬を直接注入する治療法。慢性的な筋肉の痛みやそれに伴う肩こり、腰痛、頭痛など、さまざまな症状を改善できます。安全性が高く、また保険適用で費用の自己負担額が少ないので、長く続く筋肉、肩、腰などの痛みにお悩みの方におすすめです。
江戸川区内でトリガーポイント注射の施術をご希望の場合は船堀整形外科までご相談ください。当院は広々とした施設で、患者様が安心して来院できるような丁寧な診療・リハビリを実施しています。腰、膝、肩、首などの痛みに関しても担当医師が丁寧に診療し、症状に合わせた適切な治療法をご提案します。
監修医師 SUPERVISION

監修者
大木 敏美
役職
船堀整形外科院長
詳細は以下のページをご覧ください
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- 名称
- 学校法人SBC東京医療大学附属クリニック 船堀整形外科
- 診療科目
- 整形外科、リハビリテーション科
- 所在地
- 〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-8-21
- TEL
- 03-5659-7711(代表)
- 診療時間
-
午前/9:00~12:30
午後/15:30~18:30
※新患・初診の患者様の受付時間は18時までとなりますのでご了承ください。
- 休診日
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